農業を仕事にするきっかけに。 新・農業人フェア  入場無料・予約不要・服装自由・入退場自由  2014年度、農業に興味のある方が8,188名(のべ)来場!  1,046(のべ)もの団体が全国から出展!(全7回開催)  農業に興味を持ち始めたのは1年前。そんな自分も、無事収穫を迎えました。

どんな人が働いているの?

異業種から農業を始めた3人の先輩の事例を紹介します。

新聞記者から34歳で就農!独立目指して研修中!流通業界から26歳で就農!
サラリーマン時代に培ったマネジメント志向を、レタス栽培で活かす。
中村 直樹 さん
中村 直樹 さん(27歳) レタス農園運営
早く社会に出たいという思いがあり、大学に進学せず社会人としてデビュー。管理職として店舗の運営に携わる中、「何かを生産する仕事に取組みたい」という思いを持つようになる。一つの手段として、農業に出会い今に至る。

※この記事は2013年度に取材・作成しています。

マネジメント志向を活かす農業を、レタス栽培で実現。

長野県南佐久郡でレタスを栽培している中村さん。畑1か所当たりの売上は、作柄にもよるが数百万にものぼることがあるという。

「安定した売り上げ・利益を確保できるようになりたいと思っています。今は27歳ですが、30代のうちに農業を事業として成功させることが私の目標ですね」

彼が事業としての農業に可能性を見出したのは、新規就農者として地域で成功している先輩農業人に、効率を考え生産性を高めることで安定した農業経営は可能であると学んだからだ。

「以前は酒類の流通・小売の店舗で働いていました。早くからマネジメントの立場で仕事がしたい、と思っていて、20代の前半には店舗を3つほど任される立場についていました。農業とはジャンルが全然違うかもしれませんが、経営的な視野はその頃に培われたと思っています」そうした経営視点・事業視点は、中村さんがレタスを選んだことにも現れている。

「レタスは長野の特産品であり、付加価値が高いだけでなく買い取りに価格保証があるなど作り手として計算が立てやすい作物です。また、安定供給のために農法も慣行農法(化学肥料なども適切に使用していく農法)を選択しています」

もちろん、一定水準以上の品質のものをつくることが前提条件であるが、レタスは市場からのニーズも強い人気商品であるため“需要にあった栽培を行えば、その分収入につながる”状況を作ることが出来るのだ。

ビジネスとして、事業として農業に取り組む、という考え方。

レタスの状態をひとつひとつ確認する中村さん そもそも、サラリーマン時代も20代前半の時点で3店舗の運営を任されるなど、成功していたと言ってよい中村さんはなぜ農業の道を選んだのだろうか。

「“仕入れて売るだけの仕事”とわかったような気になって、この先、10年・20年と、何も生産しないで良いんだろうか?一度は生産する仕事に携わっておくべきではないか?と思うようになりました。そんな思いでたどりついたのが、農業だったんです」
長野県を地元としていたことも幸いして、新規就農研修生を受け入れている農場へ参加することとなり、農業を学び始めた。

そうして、農業をビジネスとして持続していくなかで、中村さんが改めて大切なこととして、「今のところ、私の農業は個人事業主の自営業。そうなると、体が資本であり健康管理はとても大事ですね。それこそ出荷のタイミングで長期に渡ってダウンしてしまうような状況になってしまえば、そこまでの手間は全て水の泡になってしまいます。二毛作を行うときも、タイミングが重要です。農業でもどんな仕事でもそうですが、やっぱり、体が資本ですね」と語ってくれた。

生き物を育てるということ。地域に溶け込み、一員になること。

品質はもとより、効率や生産性を重視した計画的な畑作り on・offの切り替えも重要なことの1つだと語る。

「冬は農閑期になります。体を休め、一年間の成果を振り返り、次のシーズンにどのように活かすかを考えます。今後、事業としてどのように展開していくかを考えるにも、農閑期は非常にいい時期です。発展するためには、新たな販路なども考えていかねばなりません。品質を高めるための日々の努力も大切ですが、自分のやりたいことを実現するために必要なことに手を打っていくことも、同じように大切なことだと思っています」と語ってくれた。

今では年間数百万円を売り上げる農場を運営しながら、将来は事業の法人化も検討している中村さん。理想やビジョンを共有する仲間を募り、事業として継続できる農業の有り様を追求していきたいと語る。

就農までの道


高校卒業後、酒類の流通・販売を行う企業に就職。3店舗をマネジメントする管理職として活躍後、農業の道を志す。地域の「里親制度」を活用した農業研修や、日本各地の有名農家での研修を経て、独立を果たす。

この1年間の過ごし方とモチベーションの変化


高原野菜の栽培は、まだ寒い2月の下旬から始まります。その位から、他の生産者さんと情報交換をスタート。前年の振り返りや今シーズンの予測をしながら、生産計画を立てていきます。作業のピークは、8月です。この時期には、種蒔き・出荷・耕作などが集中します。一番モチベーション高く、気合いを入れないといけない時期です。その反動で、寒くなり始める10月は多少気抜けしてしまいますね(笑)。収穫が終わった12月にきちんと畑の整理をすることが、次年度のスムーズなスタートに繋がるので、ここで再度気合いを入れ直しています(笑)。
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新・農業人フェアは、農林水産省の補助事業として、リクルートジョブズが主催・運営しています

主催

リクルートジョブズ

後援

農林水産省 厚生労働省

協賛

全国農業会議所・全国新規就農相談センター 日本農業法人協会 日本政策金融公庫